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夏の終わり・秋の始まりと大学芋フラペチーノ

こんにちは!
ポテトフライはジャガよりサツマ派!
IT事業部・ゴロリ高橋です!

二十四節気でみる夏と秋。その変わり目とは?

ここ数日、一気に気温が下がり昼夜問わず響いていた蝉の声も鳴りをひそめました。
街中には薄い長袖を羽織る人も見られるようになり、秋が来たなと実感しています。

夏が終わり、秋が到来する。肌で感じる事はあっても暦として
どのように定まっているのかは理解して居ない人が多いのでは?

うーむ、気になります!

1年を春夏秋冬の4つの季節に分ける「四季」
更にそれぞれの季節を6つに分ける「節月」により構成する
二十四節気(にじゅうしせっき)こちらで、夏→秋の変化を確認してみましょう。


四月節-立夏
四月中-小満
五月節-芒種
五月中-夏至
六月節-小暑
六月中-大暑


七月節-立秋
七月中-処暑
八月節-白露
八月中-秋分
九月節-寒露
九月中-霜降

と言うことで…4月から夏!お花見のタイミングで既に半袖がデフォルトの私が正しかったのです!

…とはなりません。この節月は旧暦つまり「太陰暦」に乗っ取った物であり、現在の「太陽暦」に換算するとひと月ちょっとズレがあるのです。

今のカレンダーに合わせると…


四月節-立夏=5月5日
四月中-小満=5月21日
五月節-芒種=6月6日
五月中-夏至=6月22日
六月節-小暑=7月7日
六月中-大暑=7月23日


七月節-立秋=8月7日
七月中-処暑=8月24日
八月節-白露=9月8日
八月中-秋分=9月23日
九月節-寒露=10月9日
九月中-霜降=10月24日

だいたいこんな形になります。

太陰暦は太陰=月の満ち欠けでひと月の日数を決めていたため、
1ヶ月の日数は平均29.5日というあやふやな形でした。

その為現在の太陽暦に当てはめようとすると、正確に日付が固まらず、
だいたいその前後というふんわりな形におさまります。

夜の長さや月の満ち欠けで生活リズムを変え、
季節の移り変わりを読むというのは何ともオシャレに感じます。
「夏も近づく八十八夜♪」などはその良い例で、
立春から88回目のお月様を迎えると畑に霜が降りる心配が無くなるというフレーズです。

さて、本題の秋の始まり・夏の終わりですが…ズバリ!「立秋=8月7日」です!

ちなみに2020年8月7日は東京・千葉・茨城で熱中症アラートが発令。
東京では54人が救急搬送となっておりました。…これはなんとも…納得いかない!
夏真っ盛りじゃないですか。。。

日本の季節、太陽暦から更にアップデートが必要な時期が来ているのでは!?

食欲の秋は生物学的に仕方ない!

暦の上では秋に入って既にひと月以上経過しているという事実を確認し
、モヤモヤした気持ちになりましたが、秋と言えば食欲の秋!

コイツまた食べ物の話してる…みたいなリアクションありがとうございます!
食欲の秋、それは生物学上当然の仕様であり個体ごとの個性ではありません!

生物は代謝により体温を上げ、体機能を維持します。
当然、外気温が下がるとそれまで以上に代謝を高める必要があり、必要なエネルギーが増加します。

つまるところ、「寒くなり始めたらいっぱい食べるべし!」と言うこと!

そしてそれは人間だけに限った話ではありません。
冬に備え、動植物もエネルギーを蓄える訳です。美味しくないはずが無い!

そんな訳で、食欲の秋!は自然な振る舞い!例え電車やオフィスが空調で快適でも、例えテレワークで通勤にエネルギーを使っていなくても!秋=食べ放題!
これは正しい方程式なのです!

栗!秋刀魚!松茸!猪!
以前、土用の丑の日で話題に出した鰻も、実は冬眠に入る前の晩秋が旬。

食べたい物が山ほどあって困ってしまう…

でも、1番はやはりサツマイモ!
ホクホクの焼き芋、丁寧に裏ごしされたスイートポテト、サツマイモフライ!
SNSで話題の大学芋フラペチーノもめちゃ食べたい!

全力で冬備えさせて頂きます!

まとめ

もともとズレのある旧暦だけでなく、
新暦も最近は当てにならなくなって来ています。

夏冬の二極化が進み暮らしにくくなって来ていますが、
旬の食べ物を美味しく食べる文化を大切に、楽しみましょう!

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