USEFUL お役立ち情報 【ビジネスマナーの紹介】乗車時、上座と下座の位置関係 2019.01.07 忘年会などでは幹事があらかじめ、上座と下座の位置関係を考えた座席表を作成しますよね。 実はこの上座と下座のマナー、自動車に乗る時も配慮しなければならないのです。 社長の位置、部長の位置、そしてあなたの位置。どこに座ればいいのか確認しておかないと、ヒンシュクを買うことに繋がります。 しっかりと基本をおさえましょう。 大きく2つのケースに分けて考えよう 当然ですが、上司は必ず上座に座らせましょう。 ですが、ここで問題になるのは上座の具体的な位置。実は、乗車する人間の組み合わせによって変わってくるのです。 少しややこしい感じに聞こえますが、大まかに2つに分けて考えてしまえば、すぐに覚えることが出来ます。 ケース1:運転手だけが外部の人間の時 社長と部長、課長と平社員が乗車する場合を想定しましょう。 タクシーなど運転手だけが部外者の時、上座は運転席の後部。社長はそこに座ることになります。 そして、助手席の後ろが部長。社長と部長の間が課長。平社員の位置が下座の助手席となります。 ポイントが分かれば、そんなに難しいマナーではないですね。 ケース2:運転手を含めて全員が社内の人間の時 想定する乗車メンバーは、先程と一緒です。 運転手も含めた全員が内部の人間だった場合は、助手席が上座になりますので、社長がその位置に座ります。 次に部長が運転席の後部。課長が助手席の後部。そして平社員は、下座となる部長と課長の間に座ります。 あなたが平社員の場合、間違って助手席に座りでもしたら、大きなマナー違反になってしまいます。注意しましょう。 応用編 ここからは、マナーの応用編となります。 ケース2の席順をベースにして、運転手がクライアントだった場合の席順を考えてみましょう。 クライアントに運転してもらう際は、この場合部長が助手席に移動するのです。 ここで一旦乗車メンバーをリセットして4名にしましょう。会社の人間は部長と平社員。運転手は部長です。そしてクライアントが2名乗車します。平社員とクライアント2人が座る位置関係はどうなるでしょうか。 この場合は、平社員が助手席に乗ります。クライアント2人は後部座席に乗ってもらいます。 どこが上座でどこが下座なのか、応用編はさすがに分かりにくくなってきますね。ですが、ケース1とケース2をちゃんと理解しておけば、後はそれほど苦労せずに覚えることが可能です。 【まとめ】乗車時の席次マナー、上座と下座 ここまで、自動車に乗る際の基本的なマナーを紹介してきました。 まずはケース1とケース2を覚えていくことから実践し、それが出来たら応用編も順次マスターしていきましょう。 上座と下座にかかる席次マナーはビジネスマナーの基本。ちゃんとおさえて今後の社会人生活に活かしていって下さい。