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【ビジネスマナーの紹介】乗車時、上座と下座の位置関係

忘年会などでは幹事があらかじめ、上座と下座の位置関係を考えた座席表を作成しますよね。
実はこの上座と下座のマナー、自動車に乗る時も配慮しなければならないのです。
社長の位置、部長の位置、そしてあなたの位置。どこに座ればいいのか確認しておかないと、ヒンシュクを買うことに繋がります。
しっかりと基本をおさえましょう。

大きく2つのケースに分けて考えよう

当然ですが、上司は必ず上座に座らせましょう。
ですが、ここで問題になるのは上座の具体的な位置。実は、乗車する人間の組み合わせによって変わってくるのです。
少しややこしい感じに聞こえますが、大まかに2つに分けて考えてしまえば、すぐに覚えることが出来ます。

ケース1:運転手だけが外部の人間の時

社長と部長、課長と平社員が乗車する場合を想定しましょう。
タクシーなど運転手だけが部外者の時、上座は運転席の後部。社長はそこに座ることになります。
そして、助手席の後ろが部長。社長と部長の間が課長。平社員の位置が下座の助手席となります。
ポイントが分かれば、そんなに難しいマナーではないですね。

ケース2:運転手を含めて全員が社内の人間の時

想定する乗車メンバーは、先程と一緒です。
運転手も含めた全員が内部の人間だった場合は、助手席が上座になりますので、社長がその位置に座ります。
次に部長が運転席の後部。課長が助手席の後部。そして平社員は、下座となる部長と課長の間に座ります。
あなたが平社員の場合、間違って助手席に座りでもしたら、大きなマナー違反になってしまいます。注意しましょう。

応用編

ここからは、マナーの応用編となります。
ケース2の席順をベースにして、運転手がクライアントだった場合の席順を考えてみましょう。
クライアントに運転してもらう際は、この場合部長が助手席に移動するのです。

ここで一旦乗車メンバーをリセットして4名にしましょう。会社の人間は部長と平社員。運転手は部長です。そしてクライアントが2名乗車します。平社員とクライアント2人が座る位置関係はどうなるでしょうか。
この場合は、平社員が助手席に乗ります。クライアント2人は後部座席に乗ってもらいます。
どこが上座でどこが下座なのか、応用編はさすがに分かりにくくなってきますね。ですが、ケース1とケース2をちゃんと理解しておけば、後はそれほど苦労せずに覚えることが可能です。

【まとめ】乗車時の席次マナー、上座と下座

ここまで、自動車に乗る際の基本的なマナーを紹介してきました。
まずはケース1とケース2を覚えていくことから実践し、それが出来たら応用編も順次マスターしていきましょう。
上座と下座にかかる席次マナーはビジネスマナーの基本。ちゃんとおさえて今後の社会人生活に活かしていって下さい。

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