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~鱧も一期海老も一期~

こんにちは!
平成も終わり、令和に突入したという事で一回り大きな男になろうと今日もおかわりにいそしむ第3ユニット高橋です。

実際のところ平成元年から30余年。
人生初の改元に感慨深い気持ちを抱いておりますが、色々な日常必需品が入れ替わり立ち代わり進歩してきた平成から移行する令和はどんな時代になるのでしょうか。
ポケベルが携帯になりスマホに変わり、カセットテープがCD・MDと変わりクラウドサービスへ。
ウェアラブルが進歩して行きつく先はインプラント?IOTの進歩によるパートナーロボットでしょうか。
「何言ってんだ」と思いますが、数十年前から見た「何言ってんだ」が実現されている平成を生きていた身としてはなんだかとってもワクワクしちゃいます。

ゆとり世代というなんともふわふわしたネーミングを受けてきた○○世代という分類も令和の時代にはどんなものが生まれるのかと気になります。
ぜひとも愛らしく、かつ「へにゃっ」とした○○世代で逆説的に「ゆとり」がいい感じに聞こえてはくれまいかなんて希望も正直ちょっぴり抱いております。
 
幸いなことに直接的にはあまり耳にしたことはありませんが「最近の若いやつは」なんておじさん発言のテンプレートが存在します。
これは果たして正しい言葉なのでしょうか。
生まれた年が同じだから傾向が同じになるほど単純であれば、もっと世界は優しくなるのでは?と思ったりしますが、就職率など年毎の傾向が存在するのも確かであり文化が切り替わるという考えは正しいという前提で考えてみましょう。
スポーツ科学が発達する前の世代が水分補給を断ち、うさぎ跳びをし、タイヤを引いていたのは事実であり、それにより強靭な精神力が培われていたというならばそれはその時代では正です。
それを見聞きし、信じられないという感想を持つ若者は弱いのかと言うとそうではなく、「健康や効率への理解が深まった世代」と見るべきではないでしょうか。
どちらも正しい考えをもっているが、そこにいたる情報が異なります。
今後、同じように科学が発達し現在では正しいと思われていることがまちがっていたり、逆にあり得ないと思われている内容が覆されることもあるはずです。

つまり「最近の若者は」というのは新しい角度からの物の見方に対し世代としての正解が崩れた際に生まれる摩擦の言葉なのではないでしょうか。

ちなみに幕末から明治にかけて、イギリスで食べたビーフシチューを日本で再現しようと試みた結果生まれたものが現代の肉じゃがなんだとか。
最近の若者は食が細いと言われないよう、肉じゃがもう一杯おかわりしとこうかしら。

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